オーストラリアのカフェのこと①

2016年12月1日 Morita Azusa

時には1日の疲れを癒してくれて、またある時には「今日も頑張ろう」と励ましてくれるコーヒー。

そんな毎日のコーヒータイムが、皆様にとって「豊かなひと時となりますように」という思いを込め、コーヒーに関する日々の小さな発見をまとめていきたいと思います。


 

今回のトピックは、近年、コーヒー先進国として世界中から注目を浴びている南半球の国、オーストラリア。

特にシドニーやメルボルンのような都心部では、歩けばカフェ、また歩けばカフェ…というように、コーヒーが現地の人の生活になくてはならない存在となっています。

本記事では、同国のコーヒー文化について、在豪時代の体験談を交えつつご紹介したいと思います!

 

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エスプレッソ使用のドリンクが主役!

 

英連邦王国の1つであるオーストラリア。

 

イギリスの影響でかつては紅茶文化が根強かったそうですが、のちにイタリア系移民がコーヒー文化を広めたことで次第に浸透し、コーヒー大国へと変化を遂げました。

現在もエスプレッソを使用したドリンクが主流となっています。

 

日本の喫茶店ではネルドリップやペーパードリップ、サイフォンなどが定番ですよね。

渡豪したばかりの当初、ホットコーヒーが飲みたいなぁと思い、都市郊外のごく普通のカフェに行きましたが、置いてあるのはエスプレッソマシンのみ。

メジャーな飲み物としては、エスプレッソ、ラテ(カフェラテ)、カプチーノ、カフェモカ、マキアートなどが挙げられます。

特にミルク入りが人気で、お客さんの多くがラテを注文していた記憶があります。

「ブラックで飲めるようになったら大人や!」と小さい時に言われていましたが、その概念は大きく覆されました(笑)。

ちなみに日本のホットコーヒーに近いドリンクは、エスプレッソをお湯で薄めたものになります(詳しくは後述しますね!)。

 

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写真:シドニーの名店「Campos」のラテ。毎日飛ぶように売れています。

 

ブラック、ホワイト、ショート、ロング…?

 

現地では、コーヒーの表現に「ブラック」「ホワイト」「ショート」「ロング」という言葉を使っています。どれが何か予想できますか?

 

ここでいう「ブラック」はコーヒー、「ホワイト」はミルク。

そして「ショート」は濃い、「ロング」は薄い、という意味合いがあるのです。

例えば、「ショートブラック(Short black)」はエスプレッソを指します。

なんてシンプルな表現!

 

ちなみに、オーストラリアとニュージーランド特有のドリンクである「フラットホワイト(Flat white)」や「ロングブラック(Long black)」にも上記の言葉が使われています。

 

フラットホワイト、ロングブラックは一体何もの ⁉︎

 

フラットホワイトとロングブラックは、オーストラリアに行かれる際にぜひ一度は飲んでいただきたい、この土地ならではのドリンクです!

 

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フラットホワイトは、ぱっと見がラテにそっくり。

けれども、飲んでみると上の泡が少なくて、ミルクがたっぷり入っている優しい一杯です。

エスプレッソの量はラテと変わらないのですが、泡が少ない分、エスプレッソの苦味は抑えられています。

現地のバリスタ講師曰く、スチームミルクに細かい泡(マイクロフォーム)を入れて口当たりミルキーに。

泡の表面はシルクのごとくツヤツヤに仕上げるのがポイントとのことです。

 

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(c)Katherine Lim

 

一方のロングブラックは、カップにお湯を入れてからエスプレッソを注いだドリンクです。

アメリカーノはエスプレッソにお湯を注いで作りますが、ロングブラックの場合は真逆の方法。

後からエスプレッソを注ぐことで、クレマと呼ばれるアロマの泡を壊さなくて済むので、個人的にはお薦めです。

ちなみに、前述でホットコーヒーの代わりに頼んでいたのがロングブラックでした!

 

簡単!オーストラリアンアイスコーヒー

 

もうすぐクリスマスがやってきますね!

イブの日にはご家庭でクリスマスケーキを作る方もいらっしゃるかもしれませんが、クリームが余ってしまうことはありませんか?

そこで、余ったクリームと、夏に活躍してくれたカフェオレの素「ウィズミルク」で作る、オーストラリアンアイスコーヒーのアレンジレシピをご紹介します!

 

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【材料】

  • ウィズミルク「Bitter」で作ったちょっと濃いめのカフェオレ
  • ホイップクリーム適量
  • アイスクリーム 2スクープ
  • ココアパウダーまたはチョコレートシロップ

【作り方】

①細長いグラスに作ったカフェオレを3分の2まで注ぎます。

②ホイップクリームをトッピングし、その上にアイスクリームをのせます。

③最後にココアを振りかけて完成!お好みでクッキーなどをまぶしてもgood!

 

「アイスコーヒーなのになぜクリーム?」と思うかもしれませんが、実は、オーストラリアではアイスコーヒーをスイーツ感覚で飲むのが一般的です!

入っているものは、コーヒーミルクにホイップクリーム、アイスクリーム、そしてトッピングにココアパウダーやチョコレート。

とてもミルキーで、あったかいコタツで食べるのも至福です。

おやつに作ってみてはいかがでしょうか?

 


スタッフ

森田 あずさ

Morita Azusa

オーストラリア・シドニー、メルボルンでコーヒーショップを対象としたコラムの仕事に従事。その中で様々なコーヒーショップの取り組みなどを知り、自分自身もコーヒーの世界へ。



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