エチオピア・イルガチェフェの魅力

2016年9月28日 Murata Yumi

gahag-0096985175

まるでレモンティーを飲んでいるようなさわやかなフレーバー!!
これは本当にコーヒーなの?

エチオピア・イルガチェフェを初めて飲んだ時の私の感想です。
それまでも私はコーヒーは好きでしたが、コーヒーとはほろ苦いのを楽しむものだという概念があった為、エチオピア・イルガチェフェのフレッシュなさわやかさに衝撃を受けました。
オレンジやレモンのフルーティーな果実感とピーチを思わせる優しい甘さが口腔内に広がり、なおかつコーヒーのもつナッツのような風味もしっかりあって。
コーヒーの世界って深い、、今までの私のコーヒーのイメージが覆された衝撃的な体験でした。
聞くとこのおいしいコーヒーは、エチオピアのイルガチェフェ地区のコンガ農協からはるばる日本に来たという。エチオピアってどんな国なのだろう、その農協やその背景にも興味が湧いてきました。

エチオピアってどんな国?

map_ethiopia
エチオピアはアフリカ北東の内陸国で中央部は標高4000メートルの山岳地帯があり、グレート・リフト・バレー(大地溝帯)が斜めに縦断します。
2000年以上とも言われる歴史を持つこの国は、アフリカの中で唯一ヨーロッパ諸国の植民地になることなく、独立国であり続けました。エチオピアのもつ文化・歴史の深さたるや他のアフリカの諸国と一線を画しています。

2015年には首都に電車が開通し近年急速な経済発展を見せる国でもあります。

008
エチオピアの中でも極めてユニークな文化をもつムルシ族の写真は目にした事がある方も多いのではないでしょうか。エチオピアは個性的な少数民族の宝庫でもあります。アフリカのカラフルな色使いにワクワクします。

 

エチオピアのコーヒー事情

ehtiopia_farm

エチオピアのコーヒーはエチオピア南部や西部で栽培されています。
中でも世界的に人気が高いのは西南部の南部諸民族州の中でも2,000mを超えるエリアに位置するイルガチェフェ地区で栽培されたものです。
イルガチェフェ地区は、急斜面の森に覆われた丘陵地域で、地層が厚く肥沃な黒土に恵まれております。
SANWACOFFEEWORKSでは現在イルガチェフェ地区のコンガ農協から、高品質でフルーティな印象のイルガチェッフェを購入しています。この品質を安定して提供し続ける事ができるのは、ウォッシングステーション(水洗工場)のマネージメントチームのレベルが高い事、そして組合の農民との結びつきが強く品質に対する意思共有ができている事、この2点があってこそです。文字にすると簡単なことですが、長い年月をかけて良質なコーヒーとは何かを学び続けているからこそ…コーヒーの世界は世界中の生産地にいる方々に支えられていることを改めて感じさせられます。

 

エチオピアのコーヒーセレモニー

%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%92%e3%83%bc%e3%82%bb%e3%83%ac%e3%83%a2%e3%83%8b%e3%83%bc%e6%90%97%e3%81%8d%e5%89%b2%e3%82%8b
エチオピア人はコーヒーが大好きでよく飲みます。朝、昼、晩。それ以外にも飲む人は飲みます。
エチオピアの伝統的な習慣として、コーヒーを飲むことを儀式化した「コーヒーセレモニー」というものがあります。儀式というと少し大げさですがエチオピアの人が客人をもてなすためコーヒーを淹れる一連の流れの事です。

女性が身に着けるべき作法の一つでもあります。
日本の茶道と同様、コーヒーを飲むという行為に精神的な要素や教養などが含まれ、他者に対する感謝ともてなしの精神を表します。
それも豆を炒るところから始めるので、室内は香ばしい香りに包まれ、見ているだけで今か今かと出来立てのコーヒーへの期待感が高まります。
おつまみはポップコーン。コーヒーを囲んで自然に会話も笑顔も生まれます。
コーヒーを囲んでコミュニケーションを図るということは、世界中の共通点なのかもしれません。

injera2

これはエチオピア料理で有名なのはインジュラというエチオピアの主食であるイネ科の植物の粉で作った発酵させたクレープのような灰色のパンです。
大阪にかつてあったエチオピア料理屋でも食す事ができたのですが、酸味があってもちもちしててなかなか美味しかったです。

 

 

SCW-エチオピア・イルガチェフェのファンが台湾で急増中

ethiopiayigacheffe_taiwan1

2016年夏ごろから台湾のお客さまがエチオピア・イルガチェフェを求めてSCWにご来店されることが増えました。
そのきっかけとなったのは1人の台湾のコーヒーショップで勤める女性(前右から2人目)がエチオピア・イルガチェフェを買いに来られたことでした。その方のお店(Mars Coffee)でエチオピア・イルガチェフェがたくさんの方に飲まれ、わざわざ台湾から買いに来られる方が連日ご来店されています。

 

ethiopiayigacheffe_taiwan2

そして台湾の方々は日本以上にSNSが発達しており、Blog、instagram、facebookなどで発信して頂いており、弊店の予想を大きく上回る反響でした。
「台湾のメニュー表も用意して欲しい」とご要望もあり、現在検討中です。

 

エチオピア原種のコーヒー界のシャンパン”パナマゲイシャ”

エチオピアが起源のコーヒーでもう一種世界的に人気なコーヒーがあります。
10月初旬に「世界最高のコーヒー」と名高いパナマゲイシャがパナマエメラルド農園より入荷されます。
実はゲイシャとは日本の芸者ではなくエチオピアの地方名が由来です。
元々エチオピアで育っていた野生種が1960年にパナマに持ち込まれ、2004年以降コーヒーコンテストを総なめにしました。生産性が低い為貴重で少々お値段は張りますが、突き抜ける明るい爽やかさと花のような豊かな香りは一飲の価値あり。ファンも多く数量限定なので早めのお求めをお勧めします。

2-roast

 

Sanwa Coffee Worksでは、コーヒー独特の苦みを楽しめる深煎りコーヒーから、エチオピアイルガチェフェの様に爽やかな酸味を楽しむスペシャリティコーヒーまで様々な種類のコーヒーを取り扱っています。コーヒーの魅力は苦みだけではない、世界の美味しいCOFFEEをもっと色んな人に知って欲しい!! という思いで日々コーヒーの勉強をさせていただいております。

 


スタッフ

村田友美

Murata Yumi

ラテアートスキルの向上を目指し、日々練習中。コーヒーのベーシックな楽しみ方を多くの方に届けるようにスタッフとして働きながらコーヒーの勉強中。



Latest Articles   最新記事

2017年5月16日 Akira Niidome

AMERICAN PRESS

今回は最新の抽出器具アメリカンプレスのご紹介。
ルックスはもちろん、抽出器具としても面白いので色々なお店で見かけるようになりましたね。

[… Read More]

2017年5月8日 Nishiwaki Jinya

キャンプのお供に

淡いピンク色の桜と目を眩ませるような真っ黄色の菜の花が咲き誇っていた、今月中旬の話。自転車仲間と共に、巾着田という名の河原でキャンプをしてきた。

[… Read More]

2017年3月23日 Akira Niidome

エアロプレスの使い方 -How to Aeropress-

今回はエアロプレスの使い方のご紹介。ちょっと扱い方に慣れが必要ですが、器具を倒さないようにとかその程度の話です。慣れればHARIOのドリッパーよりも簡単にクオリティの高いコーヒーを入れることができます。

[… Read More]

2017年3月9日 Akira Niidome

about “Aero Press”

今回記事で触れたいのはエアロプレス。手軽さという点ではやや疑問は残るるけれど、利便性も楽しみの幅もコーヒーの味わいも最高レベルの抽出方法です。アウトドアコーヒーにもオススメ。

[… Read More]

© 2017 Sanwa Coffee Works. All Rights Reserved