キャンプのお供に

2017年5月8日 Nishiwaki Jinya

淡いピンク色の桜と目を眩ませるような真っ黄色の菜の花が咲き誇っていた、今月中旬の話。自転車仲間と共に、巾着田という名の河原でキャンプをしてきた。
ここは曼珠沙華の群生地としても人気なのだが、いわゆる日本の狭苦しいキャンプサイトとは違い、河原のどこでもテントが張れる、のびのびとした河原なのだ。

 

 

夕日で桜のピンク色がさらに深まる中、仲間が集まりだした。焚き火が灯され、BBQグリルからは肉や野菜の香ばしい匂いが漂ってくる。
皆で持ち寄ったウイスキーをちびちびやりながら、ゆらゆらと燃える火を眺め、夜が更けていった。

 

 

 

翌朝。日の出と共に、菜の花畑を散歩する。
強めのオレンジ色の太陽光が、すでに真っ黄色の菜の花畑全体を照らしていた。「忘れないでね」と言わんばかりの冬の肌寒さが、徐々に暖められ、薄れていく。

 

 

キャンプサイトに戻る。あとは、朝食と撤収作業だけだ。急ぐことはない。
もぞもぞと起きてきた仲間に、コーヒーを振る舞う。この日は4月にしては珍しいくらい暖かく、もっと暑くなれば河原で冷ましてアイスコーヒーにしよう、などとアイデアが浮かんだ。

何事も余裕を持つことで、ワンランク上の楽しみ方ができる。それには、コーヒーが手っ取り早い。


アウトドアコーヒーレクチャー&翻訳

西脇仁哉

Nishiwaki Jinya

プロマウンテンバイカー&翻訳家。海外マウンテンバイク雑誌などの翻訳をしながら本人もプロのマウンテンバイカー。昔からコーヒー好きで、アウトドアコーヒーに関する資材も多数所有。空気の澄んだところで飲むコーヒーは美味であり広めたい文化。



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