砂糖応用編-砂糖の種類とコーヒーとの相性
過去記事:お菓子とお砂糖
砂糖の種類とコーヒーとの相性
サトウキビの本来の風味だったり、キレのある甘さ、コクのある甘さといった味わいがなかなか文章だけで、感じることが難しいのですが、このお砂糖の風味の違いを感じるのにコーヒーと一緒に合わせるとより感じやすく、またコーヒーの味わいの変化も楽しむことがでしました。
黒糖(含蜜糖)
赤糖(含蜜糖)
オーガニックシュガー(含蜜糖)
上白糖(分蜜糖)
グラニュー糖(分蜜糖)
上白糖よりも甘さを感じ、コーヒーの苦味と調和していて、まとまりのあるように感じます。
コーヒーのほろ苦さや香りの特徴が浮き上がるように感じられる、コーヒーそのものを楽しむのなら、「分蜜糖」がオススメです。
【まとめ】
自分の好みにあわせて、またコーヒーに合わせてセレクトすると、違ったコーヒーの楽しみ方が出来ると思います。
私は、コーヒー1杯に小さじ1杯程度のお砂糖で試してみたのですが、ちょうど良いバランスに感じられました。
同じコーヒーでも、合わせる砂糖によって変化するそれぞれの味わいの違いが面白く、変化を感じながらじっくりとコーヒーを楽しむことができました。
お砂糖は、5大栄養素=糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルの1つである糖質に含まれます。
5大栄養素のどれかひとつ欠けても身体はうまく機能しないと、いわれています。
しかし、あまり意識をし過ぎて、日々の生活が窮屈になるよりも、偏りすぎてしまうことに気を付けて美味しくいただくことが、心も身体も快適だと感じます。
お砂糖は、体に悪いものではなく、適度に摂取することは、身体にとって大切だと思います。
コーヒーとお菓子を囲んでその場や会話を楽しむ時間は、心にとってとても有意義な時間だと感じます。
お砂糖には、甘さを加える以外にも様々な性質を持っています。
保存食であるジャムを作る際に砂糖を入れるのは、甘みを加えるだけではなく、砂糖の持つ保水性が腐敗を防止し、酸化を防ぐため、さらには、果物中のペクチンをゲル化し固めるといった性質を合わせもっているからです。
そして様々な国で、その国ならではの茶文化や伝統菓子などがあり、人と人とのコミュニケーションや楽しい時間を共有する場も出来ていきました。
様々な情報に振り回され、楽しい時間をなくしてしまうより、しっかりとそのものを味わい、過剰に摂取することは避けて、楽しい時間をより楽しみたいと思います。